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ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.37

慢心続き衆院2補選で敗北

〜衆参同日選に踏み切る声広がる〜

text by 山岡忠志


塚田一郎国交副大臣の更迭で打撃を受けた安倍政権だったが、今度は櫻田義孝五輪担当相の失言による事実上の更迭劇となった。応援演説で議員を持ち上げるのは当然としても、言っていいことと悪いことがある。

「弔い選挙」通じなかった大阪補選

櫻田大臣は4月10日夜、衆議院比例代表東北ブロック選出の自民党の高橋比奈子議員のパーティーで、「復興以上に大事なのが高橋議員だ」と語ったのである。復興と議員を比べること自体、おかしいが、被災した東北の人たちの気持ちを踏みにじる発言であったのは確か。さすがに安倍首相も「守り切れない」思いが強かったのだろう、発言のわずか3時間後に「辞表を官邸に持ってこい」となったのである。

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慢心続き衆院2補選で敗北

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