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「韓」察眼~現地日本人記者が見つめる韓国社会〜 Vol.03

「積弊清算」強める文政権
繰り返される「報復政治」の悪循環

「保守=積弊」のイメージづくりで革新系の基盤磐石化図る

text by 早田亮

前々回のレポートでは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が人事面で進歩(革新)と保守のバランスを取る形で政権を発足したこと、前回のレポートでは来年6月の統一地方選挙は中間選挙的性格の強いことについて、それぞれ説明した。

Vol.01 人事から見える文政権の経済政策
Vol.02 政権評価の性格強い来年の統一地方選

そして、発足から半年が過ぎ、ここに来て文政権は、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)両政権時代の政府高官らによる「不正」を糾弾する動きが急速に強めている。今回はその背景について説明したい。

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「積弊清算」強める文政権 繰り返される「報復政治」の悪循環

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