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「韓」察眼~現地日本人記者が見つめる韓国社会〜 Vol.01

人事から見える文政権の経済政策

「改革派教授」と「保守派テクノクラート」でバランス

text by 早田亮

■上向き傾向の韓国経済 懸念は内需
韓国政府や国際通貨基金(IMF)が今年の韓国のGDP成長率予測を相次いで3.0%に上方修正するなど、韓国経済は現在、上向き傾向にある。

輸出額は11カ月続けて前年同月を超過。長期にわたって需要が拡大する「スーパーサイクル」に入った半導体がけん引している。昨年まで不振だった造船業にも回復の兆しがみえるほか、輸出回復に伴い設備投資の拡大も本格化している状況だ。

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人事から見える文政権の経済政策

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