ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.07
通常国会がスタート 「歴史的大改革を」と首相
〜統一会派で国民不在の野党〜
text by 山岡忠志
通常国会が1月22日、スタートした。150日間の会期の中で、政府は74本の法案・条約を新たに提出する。安倍晋三首相は、今国会を「働き方改革国会」と位置付け、残業規制や高収入の専門職を労働時間規制の対象外とする「高度プロフェッショナル制度」の導入により労働法制の「歴史的大改革」を実現したい考えだ。
安倍内閣の支持率は上昇傾向で、時事通信社による1月の世論調査結果では、前月比で4.0ポイント増の46.6%となり、不支持率は2.5ポイント減の33.6%となった。同社はその原因を、民進党と希望の党が統一会派に向けた不透明な動きに出た結果、逆に政権への期待が高まったと分析している。
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