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ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.10

「働き方改革」国会、厚労省のデータ不備が政権直撃

〜再調査し納得できる説明を〜

text by 山岡忠志


安倍晋三首相は今国会を「働き方改革国会」と位置付けた。その関連法案を成立させるとともに宿願である憲法改正の国会発議に向けた与野党の議論を進め、秋の自民党総裁選の3選に向けた実績作りをしたいのが首相のハラのうちだ。

2月28日夜には、衆院本会議で一般会計総額が過去最大の97兆7128億円となる2018年度予算案が自民、公明両党の賛成多数で可決され、参院に送られた。参院での対応如何にかかわらず30日後には自然成立するため年度内成立が確定し、政権にとってまずはひと安心といったところだ。通常なら首相も閣僚もぐっすり眠れる夜を過ごしていたに違いない。

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「働き方改革」国会、厚労省のデータ不備が政権直撃

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