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ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.16

動き出した自民総裁選

〜石破・小泉氏ら非主流連合形成も〜

text by 山岡忠志


政党支持率が一ケタ台の野党各党は、安倍政権に対する抵抗戦術しか持ち合わせていないようだ。与野党が共同して6月6日に提出するはずだった憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案は、立憲民主党と国民民主党の反対で今週以降に先送りされることになった。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)法案についても「審議時間が不十分」(野党)との理由で採決できない状況だ。しかし、こうした野党の抵抗も圧倒的多数を持つ与党の前に効果はない。国会の会期を延長して審議時間を確保しさえすれば、結局は法案成立へ押し切れるからだ。

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動き出した自民総裁選

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