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国際協力の現場から Vol.09

変わる国際協力

text by 山口菜穂子


ちょっと前まで「国際協力」というと、豊かな先進国から貧しい途上国への「支援/援助」のことを指すことが多かった。しかし、もはやそれは一昔前の感覚となりつつある。これは、日本政府の出す「政府開発援助大綱」が2015年に「開発協力大綱」へと改名したことにも表れている。支援/援助ではなく協力、対等なパートナーとしての協力という観点が改めて注目されている。

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