「韓」察眼~現地日本人記者が見つめる韓国社会〜 Vol.24
制裁は形骸化 北の完全非核化は核軍縮に後退か
~政権も財界も南北経済交流の具体化に本腰~
text by 早田亮
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が10日、2010年3月の海軍哨戒艦沈没への報復として、同年5月に北朝鮮に発動した南北間の経済取引を禁じる「5・24措置」の解除について、「関係部署と検討中」だと述べたことが、国内外のメディアで大きく報じられた。その一方で、康氏は「政府全体として(同措置の扱いを)今、どうするかを検討しているということではない」とも述べ、直ちに解除する予定ではないことも示唆している。
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