ノースコリア・ファイル〜激動・北朝鮮の最新情報〜 Vol.16
「ビヨンド寧辺」と「マキシマム寧辺」の溝埋まらず
〜第2回米朝首脳会談、は予想外のノーディール〜
text by 東正彦
米トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談は「ノーディール(合意なし)」という、誰もが予想できない幕切れとなった。
金委員長は2018年9月の平壌宣言を踏まえて「寧辺(ニョンビョン)の核施設の廃棄など追加措置を取る用意がある」と表明していたが、寧辺は北朝鮮の核計画の心臓部に相当し、米国に対して相当の見返りも求めていた。
この記事を購読するには、「オンライン会員」への登録手続きが必要です。
すでに登録がお済みの方は、ログインしてお読みください。
オンライン会員登録