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「韓」察眼~現地日本人記者が見つめる韓国社会〜 Vol.34

保守系野党「自由韓国党」の院内代表の国会演説が大波紋

~「歴史的演説」との見方も~

text by 早田亮


経済政策の失敗に続き、米朝首脳会談が事実上の決裂に終わったことで、文在寅(ムン・ジェイン)政権の支持率が不支持率を下回る中、保守系野党「自由韓国党」で院内代表を務める羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員の国会演説が韓国の政界で大波紋を引き起こしている。

今回は、羅氏の演説の中の主要部分をピックアップして少し解説を加えたい。専門家の中には、今回の羅氏の演説が「数年後に振り返った時に、保守復活のターニングポイントとなった演説となるかもしれない」と言う者もいる。

まずは羅氏の経歴からみていこう。

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保守系野党「自由韓国党」の院内代表の国会演説が大波紋

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