ノースコリア・ファイル〜激動・北朝鮮の最新情報〜 Vol.26
北朝鮮が2発の飛翔体を発射
〜韓国の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの導入に強く反発〜
text by 東正彦
北朝鮮は25日午前5時34分と同57分に東部の元山付近から日本海に向けて2発の飛翔(ひしょう)体を発射したと明らかにした。韓国メディアによると、2発はロシア製の「イスカンデル」に酷似しているという。通常の弾道弾とは異なる軌道で飛行するため、2017年に在韓米軍が配備した地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)でも捕捉や迎撃が難しいとされる。2発のミサイルの飛距離は「600キロ程度」と、日本を射程に収める能力を有している可能性があり、新たな脅威として浮上した。
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