360VIEW

リアル・アメリカ〜知られざる政治経済・社会・メディアのいま〜 Vol.45

気候行動サミットで醜態を晒した小泉環境相は怪我の功名だったのか?

text by 渡瀬裕哉


2019年9月、国連気候行動サミットがNYで開催された。日本からは新任の小泉進次郎大臣が参加し、日本国の代表としての演説はなかったものの、記者会見などで日本の姿勢についてアピールする機会を持った。しかし、ご案内の通り、小泉大臣は記者会見で脱炭素化について宣言した後に、同席した外国人記者から「How?(どうやって?)」という至極当然の質問をさせて、暫しの沈黙の上に新任であることを理由に回答を避ける醜態を晒した。小泉大臣は環境行政畑ではないにも関わらず、いきなり大臣職を引き受けるという無謀な行為に対する国際社会からのキツイ一洗礼を食らった形となった。

この記事を購読するには、「オンライン会員」への登録手続きが必要です。
すでに登録がお済みの方は、ログインしてお読みください。

気候行動サミットで醜態を晒した小泉環境相は怪我の功名だったのか?

新着記事

  1. 世界思想Vol.61

PAGE TOP