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ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.49

首相は「即位外交」で得点

〜1閣僚辞任を成果と喜ぶ野党〜

text by 山岡忠志


天皇陛下が即位を内外に宣明された10月22日の「即位礼正殿の儀」に合わせて、約190の国や国際機関の代表などが来日した。25日までの間に安倍首相は約50カ国の元首らと個別に会談するなどの「即位外交」を展開。ウクライナ、ドイツ、ブラジル、アフガニスタンなどの大統領やモンゴル、セルビアなどの首相らが続々と東京・元赤坂の迎賓館を訪れる光景は迫力があった。

改憲論議の遅延を狙う野党

「国民の多くがテレビ放映にクギ付けとなった。皇室最高の行事を機に来日したこれだけの数の外国首脳と、短期間で会談できた首相は運がいい。政権には得点になった」と語るのは自民党中堅幹部だ。狂言、歌舞伎、文楽、能の共演による伝統芸能で賓客をもてなしつつ、世界平和と繁栄に向けたわが国の決意を伝えられたことは確かに意義のあることだ。

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首相は「即位外交」で得点

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