ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.82
訪米が唯一の政権浮揚策
4月補選・再選挙へ追い風期待
text by 山岡忠志
ワクチン接種のスタートにより、新型コロナウイルスの感染拡大がようやく収束に向かうと期待していた菅義偉首相らだったが、変異種ウイルスの国内感染拡大が指摘されるようになり「第4波が来る可能性が大きい」(専門家)との警告が相次ぐようになった。
政府・与党の「会食=接待=利権誘導」印象づけたい野党
菅首相は、緊急事態宣言の再々延長により3月21日までに収束させたいと考えていたがその期待は完全に裏切られている。「このままでは夏の東京オリンピックを開催することができない。4月に首相が訪米してバイデン大統領の協力を取り付け、新たな同盟関係の出発を印象付けるしか政権の浮揚策はないだろう」と自民党中堅は指摘する。
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