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リアル・アメリカ〜知られざる政治経済・社会・メディアのいま〜 Vol.16

米ロ首脳会談の目的は何だったのか?

〜米国内の批判の一方でトランプが示した“名を捨て実を取る”外交力〜

text by 渡瀬裕哉


トランプ大統領とプーチン大統領によるヘルシンキでの首脳会談は、トランプ大統領が記者会見で自国の情報機関の報告内容を否認し、ロシアの選挙介入を実質的に否定したことで、米国内のあらゆる方面から強い批判を浴びることになった。身内であるはずの共和党からの酷評は目を覆うばかりであり、トランプ大統領は翌日には苦しい言い訳とともに自らの発言を撤回する状況に陥った。記者からの質問は終始ロシアの対米陰謀論が繰り返されており、苛立ったトランプがメディアに一本取られたというところだろう。

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米ロ首脳会談の目的は何だったのか?

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