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「韓」察眼~現地日本人記者が見つめる韓国社会〜 Vol.27

「徴用工判決」で日韓関係の悪化は必至

~慰安婦問題との連帯の可能性大、世界化の恐れも~

text by 早田亮


韓国大法院(最高裁)はこれまで元徴用工や元挺身隊の女性らが起こした3つの訴訟で、新日鉄住金と三菱重工業への賠償命令を下した。新日鉄住金が被告となった訴訟の原告弁護団は12月24日に回答期限を設けており、和解協議に応じない場合は同社の韓国内の資産を差し押さえる手続きに入ると宣言している。新日鉄住金は今のところ応じる意思を見せていない。一層の悪化が予想される日韓関係。今のところ、肯定的な先行きは見通せないが、今後予想されるシナリオを「中立的」「否定的」な要素に分けて整理してみたい。

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「徴用工判決」で日韓関係の悪化は必至

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