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ウォッチ!永田町〜ここがポイント国会情勢〜 Vol.45

分裂含みの野党統一会派

〜国民内からは新党を求める声も〜

text by 山岡忠志


夏の参院選で敗北した野党の立憲民主党と国民民主党の両党代表が8月20日、国会内で会談し、衆参両院で統一会派を結成することで合意した。衆院のみでの統一会派結成を主張していた枝野幸男代表が、両院での結成を求めた玉木雄一郎代表に折れた形だ。

「数」の力優先させた野合会派

この両党に野田佳彦前首相が代表を務める衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」が加わる見通しである。衆院では、立憲が70人、国民が39人に「社会保障」の8人が加わり117議席に。会派名は「立憲民主党・国民フォーラム」になるという。また、参院では、立憲が35人、国民が25人の計60議席の会派となる見通しである。会派名は「立憲民主党・国民・希望の会」になる模様だ。

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分裂含みの野党統一会派

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