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「韓」察眼~現地日本人記者が見つめる韓国社会〜 Vol.131

労災事故の発生で企業責任者を処罰

韓国で初の判決、現場の経営者は混乱

text by 早田亮

韓国で4月6日、労災事故が発生した場合に経営者を処罰できる「重大災害企業処罰法(重大災害法)」の初判決が出された。20年4月に京畿道利川市にある物流倉庫の建設現場で、38人の死者を出した火災事故が発生。議政府地方裁判所高陽支部(京畿道高陽市)はこの労災事故を巡り、作業を請け負った地場建設会社のオンユーパートナーズの最高経営責任者(CEO)に対して懲役1年6月、執行猶予3年の一審判決を言い渡したのだ。

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労災事故の発生で企業責任者を処罰

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