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#100 知的財産権を巡るWTOでの米中の暗闘

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リアルアメリカ〜知られざる政治経済・社会・メディアのいま〜

知的財産権を巡るWTOでの米中の暗闘

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text by 渡瀬裕哉

わたせ・ゆうや=国際情勢アナリスト
早稲田大学公共政策研究所招聘研究員。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。著書『トランプの黒幕 共和党保守派の正体』(祥伝社)は、Amazonカテゴリー「アメリカ」1位を獲得。主なメディア出演実績・テレビ朝日「ワイド!スクランブル」、雑誌「プレジデント」「ダイヤモンド」など。

「コロナ対策のためのワクチンと治療薬に関して、先進国はそれらの特許を事実上放棄して途上国で生産できるようにし、貧困国も含めた国々にも医療の恩恵が十分に受けられるようにすべきだ」という主張は一見すると人道上は正しそうに見える。

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